【タイプ別 体幹の動き】

2021年01月12日 | ブログ

◯つま先重心とカカト重心

Aタイプ(つま先重心)は、②みぞおち-④膝-⑤足首を、身体の前側に揃えて軸を作ると、しっかりした安定感と強い出力を、自動的に得る事ができます。
みぞおちと両膝を結んだ三角形で、体幹を意識すると、大きな動きをします。
そして、肋骨はUの字を描くように、伸び上がるイメージを持つと、さらに大きな可動域が得られます。
Bタイプ(カカト重心)は、①首の付け根-③股関節-⑤足首を、身体の後ろの運動軸線上に揃えて軸を作ると、しっかりした安定感と強い出力を、自動的に得る事ができます。

両肩と両股関節を結んだ、体幹そのものを意識します。
そして、腰を地面と水平に回すイメージを持つと、さらに大きな可動域が得られます。

◯内側重心と外側重心

同じAタイプ、もしくは Bタイプの中でも、内側重心か、外側重心かによって、さらにタイプが分類されます。
「内側重心(タイプ1)」は、手足の内側、指ならば 人差し指と中指を中心に、バランスをとっています。
対して、「外側重心(タイプ2)」は、手足の外側、指ならば 中指と薬指を中心に バランスをとるのが特徴です。

◯クロスタイプとパラレルタイプ

AタイプとBタイプ、1タイプと2タイプの他に、「クロスタイプ」と「「パラレルタイプ」の違いがあります。
「クロスタイプ」が、身体を回転させる場合、体幹をクロスさせる様に、斜めに伸び縮みします。
対して、「パラレルタイプ」の場合は、同じ側が伸び縮みします。
違う言い方をすると … 
クロスタイプは、身幅の中で、片方に寄って半身を切り、その逆へ寄せることで、身体が入れ替わります。
一方、パラレルタイプは、背骨を中心に、左右を入れ替えます。
この「クロスタイプとパラレルタイプの感覚の違い」は、まったくと言っていいほど、共感できない世界観です。